早稲田大学現代文学会 公式サイト

「更新情報」よりまとまった情報をご覧いただけます。

早稲田大学現代文学会とは?

早稲田大学現代文学会(通称:げんぶん)の歴史は古く、日中戦争の頃から存在するという記録もあります。 主な活動は、読書会・勉強会、講演会の企画、機関誌の発行・販売の三つです。 しかし実際には、これだけではないのです。 部室でお喋りしてみたり、外…

2019年度新歓活動予定【随時更新】

新入生の皆さんへ、まずはご入学おめでとうございます。 以下、当会の新歓ブースについての情報です。 場所:10号館205教室2番ブース 日時: 4/1 9:00~17:00 4/2 同上 4/3 同上 4/4 9:00~16:00 会員がお待ちしております。 また…

【Mare vol.5】序文――フラッシュ・クラッシュ

本記事はMare vol.5所収の「序文――フラッシュ・クラッシュ」の全文です。ブログに掲載するにあたって、一部表現を改めた箇所があります。 今回、『Mare』vol.5のテーマは「アンチ・タイムライン」となった。本誌の編集長は中川から麻木に交代したが、本号の…

【新刊】Mare vol.5 目次【第27回文学フリマ東京 キ13】

お久しぶりです! 早稲田大学現代文学会は第27回文学フリマ東京にてMare第5号「アンチ・タイムライン」を1部500円発行します。 タイトルそしてテーマである「アンチ・タイムライン」という言葉が気になる方は明日、本ブログにて公開する序文をお楽しみに………

6月の勉強会・読書会予定

現代文学会の読書会・勉強会は、会員の方でなくとも参加可能です。 詳細はTwitter(@genbun_e515)のDM、 または genbune515@gmail.com までお問い合わせください。 6月5日(火)18:15~ 第三回「物語のディスクール」勉強会(第2章より) 6月6日…

【新刊】Mare vol.4【第26回文学フリマ東京 カ-62】

『Mare vol.4』Nowhere 中川大 NoWhere/NowHere―本誌のテーマに寄せて 迅竜鳴牙 ルドン展雑感 綿貫友哉 チカちゃん、夢の回想録 麻木暁 移動書架 山田裕仁 全体主義芸術における建築の差異―スターリン・ゴシック出現の必然性について 藤原歩 移る 迅竜鳴牙 …

4月下旬&5月の勉強会・読書会予定

現代文学会の読書会・勉強会は、会員の方でなくとも参加可能です。 詳細はTwitter(@genbun_e515)のDM、 または genbune515@gmail.com までお問い合わせください。 4月22日(日)13:00~ 安部公房読書会 第一回『砂の女』 4月24日(火)18:…

2018年度新歓活動予定【随時更新】

◎早稲田キャンパス内に新歓ブースを設置します。 会員が常駐し、活動内容の説明をいたします。ご質問等あればお気軽に! 〈場所〉早稲田キャンパス14号館前 〈日時〉 4/1(日)9:00~17:00 4/2(月)同上 4/3(火)同上 4/4(水)9…

2017年度 新歓について兼勉強会計画

幹事長の紺野です。 現代文学会では半期を目処に月に一、二度のペースで勉強会を行い、初回をイントロダクションとして新歓に充てています。 現在開催が決まっている勉強会は安部公房勉強会、坂口安吾勉強会、バカSF勉強会、モダニズム勉強会、精神分析勉強…

西崎憲講演会「港・空港・駅としての文芸雑誌━出版オルタナティブの実践」

こんばんは、現代文学会です。現代文学会が主催する講演会の詳細が決定しましたのでお知らせします!(講演会特設サイトも出来ましたので是非ご確認を↓)タイトルは表題の通り、 西崎憲 講演会「港・空港・駅としての文芸雑誌━出版オルタナティブの実践」です…

Mare vol.2掲載内容の紹介

皆さんこんにちは。入稿いたしました会誌「Mare vol.2」の掲載内容を公開します。カバーはこちらのようになっております。 こちらが目次となっております。序文 津川仁志インタビュー 堀千晶 お料理について お話しさせていただきます評論 「お料理について …

2016年度前期新歓企画について

こんにちは、幹事長の五十嵐です。 先日Twitterの公式アカウント(@genbun_e515)でなんとなくお知らせしてましたが、4月から行われます現代文学会2016年度前期新歓の企画の詳細が決まりました!当会らしく非常に多様な内容となっております。企画の内容に興…

Mare掲載内容の紹介

皆さんこんにちは。今回は新会誌「Mare」の完全な掲載内容を公開したいと思います! カバーはこちらのようになっております。 *表紙で用いられている図版は以下のパブリックドメインの雑誌から採用されています。J.BOYER,« La lumière colorée et les plant…

新雑誌「Mare」頒布のお知らせ

皆さんこんにちは! 今回は11/23の文フリで頒布予定の当会会誌、「Mare」に関してのお知らせです! 今回のテーマは「Heartless」となっており、心がないということや、そうした事態についての小説、論考、批評などを掲載する予定です。雑誌の性格としては、…

2015年度後期新歓についてのお知らせ

こんにちは。幹事長の片岡です。 現代文学会では4月だけでなく後期にも会員による新歓勉強会・読書会を毎週行います。下記の日程で、場所は学生会館の E515(部室)で行います。参加は事前連絡不要ですので、ご自由に! 勉強会後には、軽い食事会があるかも…

2015年度前期新歓勉強会について

こんにちは。幹事長の片岡です。新歓ブースにお越し頂いた方にも同じ内容の書かれた紙を配布しますが、お時間などとれない方のために今後の新歓活動の日程と詳しい内容を記しておきました。お気になったところにぜひお越し下さい。 まず前提として、会員によ…

2015年度新歓について

皆さんこんにちは! いよいよ新歓の準備も始まってきましたね! 新入生の皆さんはどこのサークルに入るか見当をつけ始めているかもしれません。 というわけで、げんぶんの新歓情報についてここでお知らせします げんぶんメーリス 現代文学会のメーリングリス…

第2回現代文学会芥川賞受賞作――小野正嗣「九年前の祈り」

第152回芥川賞候補作は次の通りであった。併記されている数字は採点結果である。(12点満点中 採点方式は◎3点、◯2点、△1点、×0点) 上田岳弘「惑星」・・・6点小野正嗣「九年前の祈り」・・・9点小谷野敦「ヌエのいた家」・・・1点高橋弘希「指の骨…

第十九回文学フリマ結果報告

こんばんは。幹事長の佐藤です。このたび早稲田大学現代文学会Libreri22号、Libreri21号、ともに完売にはいたりませんでしたが、新刊に関して損失が全くでなかったので、みなさまに多大なる感謝をしたいと思います。ありがとうございました。また、次の号か…

Libreri22号「I WOULD PREFER NOT TO」について 報告その3

編集の佐藤です。ついにLibreri22号「I WOULD PREFER NOT TO」の入稿が完了しました! 書影はこちら! 真っ赤かです! ちなみに、Bartlebyについての特集ではありません。あくまでも、“I would prefer not to”(できればしたくないのですが、しないほうがい…

第十九回文学フリマ参加ブースのお知らせ

すっかり公表が遅れてしまいました。当サークルのブースはキ–18です。2Fとなっておりますのでよろしくお願いします。 発行するLibreri22号についてはこちら⬇ Libreri22号「I WOULD PREFER NOT TO」について 報告その2 - 早稲田大学現代文学会公式サイト(部…

Libreri22号「I WOULD PREFER NOT TO」について 報告その2

みなさんご機嫌いかがですか? 予想以上に際どい原稿がたくさん集まって編集委員もわくわくして参りました。いよいよ原稿タイトルがすべて出揃ったので、文学フリマ当日に向けて掲載作品内容を紹介していきたいと思います。 ・ABOUT BARTLEBY : レポート 通…

第3回シンポジウム「ものみなウタではじまる?」報告

こんにちは。第3回シンポジウム「ものみなウタではじまる?」は盛況のうちに終わりました。おこしになったみなさま、ありがとうございました。 また、以下に各発表の要旨を記載しますのでどうぞご笑覧ください。 ◯喜田「たくまざる誘い——異種混淆性、石原慎…

Libreri22号「I WOULD PREFER NOT TO」について 報告その1

幹事長の佐藤です。今回は文学フリマ当日まで少しずつ情報を公開していきたいと思います。 さっそくですが、体裁が変わりました。大きさは今までA5判サイズでしたが、今回はB5判サイズです。また、いわゆるくるみ製本ではなく、LIFEやNEW YORK TIMESといっ…

続報!第3回シンポジウム「ものみなウタではじまる?」開催のお知らせ(後期新歓活動)

こんにちは。 この度、以前告知させていただいたシンポジウム「ものみなウタではじまる?」の詳細な日程が決定しましたのでお知らせいたします。本シンポジウムは、詳細は以前の記事を読んでいただければと思いますが、簡単に言うと何名かの現代文学会員が「…

第3回シンポジウム「ものみなウタではじまる?」開催のお知らせ(後期新歓活動)

シンポジウム開催のお知らせ 早稲田大学現代文学会恒例のシンポジウムが今年も開催されます。今までをまず振り返ると第1回では「十文字青『ぷりるん。~特殊相対性幸福論序説~』」と題して『ぷりるん。』をめぐるさまざまな発表を行い、第2回では「劇場版魔…

第十九回文学フリマ参加決定のお知らせ(雑誌内容も先行リリース)

現代文学会、第十九回文学フリマ参加決定!!!! 例年通り今年も参加が文学フリマへの参加が決定しました。よろしくお願いします。また、なんと、雑誌特集内容も前号からは大きく変わりました。 今年の特集は…… I WOULD PREFER NOT TO (訳:できればしたく…

ゲンブン・ライティング・スクール(夏期連続勉強会)のお知らせ

お久しぶりです。幹事長の佐藤です。 今年もあっつい夏がやってきましたね。げんぶんはこの夏、暑さを吹き飛ばす一つのテーマをめぐる連続勉強会を行います! それは小説の書き方を書いている本を分析して物語作成法とは一体どういうものかを考えるというも…

7/19読書会「卵」(三島由紀夫)活動報告

今回の読書会について 担当は清水。扱った作品は「卵」。三島由紀夫によるコント。登場人物たちの名前がブ仏教の五戒から取られていて、その意味のままの人物像であるところからもそのコントのノンセンスさが伝わる。非常によくまとまっていて面白い逸品。 …

第1回現代文学会芥川賞受賞作――横山悠太『吾輩ハ猫ニナル』

第151回芥川賞候補作は次の通りであった。併記されている数字は採点結果である。(15点満点中 採点方式は◎3点、◯2点、△1点、×0点) 戌井昭人「どろにやいと」・・・5点 小林エリカ「マダム・キュリーと朝食を」・・・0点 柴崎友香「春の庭」・・・6点…